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うらん : 歌うたい 太鼓たたき 

● 歌っている曲 の記事一覧

シトロン稲葉のオリジナル曲:「偉大なる判決」

2017.03.27 (Mon)
2016年6月にシトロン稲葉(稲葉光)さんが作ったオリジナルのサンバ曲です。
2016年3月9日、滋賀県の大津地裁で山本善彦判事が関西電力高浜原発3・4号機の運転差止仮処分を認める決定を下したことを称える内容です。ブラジルやアフリカには、偉人を歌で称える伝統があります。

明日、2017年3月28日(火)、この仮処分に対する関西電力の抗告が大阪高裁で山下郁夫裁判長によって決定が下され、高浜原発3・4号機の運転差し止め継続か、再稼働かが決まります。どうなるでしょうか。(2017年3月27日)


「偉大なる判決」 
作詞・作曲・編曲:シトロン稲葉 @citron178 (2016年6月)

名もなき 市民の切実な願い
すくい上げ 暗闇に希望の光投げかけた 
偉大なる 判決胸に深く刻んで
公正なる 山本善彦判事を讃えよう

2016年3月9日大津地裁
関西電力高浜原発3、4号機
運転差し止める 判決を下した
周辺住民の人格権を守るために

原発過酷事故の環境破壊は
立地自治体にとどまるものではなく
国内に限定されるものでもないから

東電の災害から5年の後に
司法の独立再び示された
それを永遠に忘れはしないだろう

ラヤラヤラヤラーヤ
ラヤラヤラヤラーヤ
ラヤラヤラヤラーヤーラヤー
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シトロン稲葉のオリジナル曲:「カンネ・ハライエ」

2016.04.30 (Sat)
ブラジル音楽演奏家であり作編曲家の稲葉光(シトロン稲葉)さんの「もんじゅもんじゅ」に続く2016年の新曲は、東京電力の内部留保を題材にした歌です。
見聞きしただけでおおよその状況を理解できる、心情もストレートな歌詞を、軽妙なサンバ・ヂ・ブレッキ(Samba de Breque)風の楽曲にのせた素晴らしい作品です。
サンバ・ヂ・ブレッキといえばモレイラ・ダ・シウヴァ(Moreira da Silva)ですが、稲葉さんはこの曲に浅草オペラの歌手、田谷力三もイメージしているようです。
たくさんの人にたくさんの場所で歌われて、「東京電力はどうして今期3000億円も黒字なの?それで、どうしてこんなせこい酷いことしてるの?!」と広く知ってもらえたら良いなあ、と思っています。

タイトルは仮に「金払え」とつけられていましたが、「カンネ・ハライエ」に決まりました。



「カンネ・ハライエ」 
作詞・作曲・編曲:シトロン稲葉 @citron178 (2016年2月)

溜めこんでないで
金払え 金払え 金払え

税金でとりま立て替えた
大熊の除染に投じた費用200億円
踏み倒してんじゃねえよ東電
ふざけんな東電 今期の黒字3000億円

溜めこんでないで
金払え 金払え 金払え

故郷を奪われた慰謝料
月々10万円 新調停案は プラス5万円
それ拒否ってんじゃねえよ東電
ふざけんな東電 今期の黒字3000億円

溜めこんでないで
金払え 金払え 金払え

9兆円 国に泣きついて
事故の後始末 賄う身で 「原発は安い」って
法螺吹いてんじゃねえよ東電
ふざけんな東電 今期の黒字3000億円

溜めこんでないで
金払え 金払え 金払え
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オリジナル曲:「キミはそこにいる」

2016.03.30 (Wed)
私が作曲した旋律とコードをシトロン稲葉(稲葉光)さんが苦労して手直しして下さり、ブラジル音楽風の素敵な曲になりました。



●歌詞

「キミはそこにいる」
作詞:うらん 作曲:うらん、シトロン稲葉=稲葉光 (2016年3月)

ラヤーラヤラヤーラヤーラーヤー
ラヤーラヤラヤーラヤー
ラヤーラヤラヤーラヤーラーヤー
ラヤーラヤラヤーラヤー

昨日キミの書いたつぶやきを見たよ
ボクの考えとは全然違うんだね
どんなに怒りや恐怖が強くても
血を流すことで解決はしないよ

スキとかキライじゃないんだ キミはそこにいる
ボクがここにいるように キミもそこにいる
だからボクは戦わないよ 自分から戦ったりしない
だからボクは戦わないよ 自分から戦ったりしない




〈動画〉


「キミはそこにいる」Youtube版
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シトロン稲葉のオリジナル曲:「もんじゅもんじゅ」

2016.02.23 (Tue)
この記事の末尾に字幕入り動画を追加しました(2016/3/17)

ブラジル音楽演奏家であり作編曲家の稲葉光(シトロン稲葉)さんの2016年の新曲は、福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」を題材にした歌です(歌詞はこの記事の後半をご覧ください)。

日本原子力研究開発機構(以下原子力機構)が運用する「もんじゅ」は、MOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)から核燃料を生み出そうと計画された核燃料サイクルのための原子炉です。1995年の運転開始直後に金属ナトリウム漏洩による火災事故を起こして停止。当時「もんじゅ」を運用していた動力炉・核燃料開発事業団(動燃)は事故及びその隠蔽の責任を問われて解体され、原子力機構に引き継がれます。長期にわたる対策工事を経て2010年、15年ぶりに運転を再開すると、今度は原子炉容器内に3.3トンの装置が落下する大事故を起こしました(装置は現在引き抜き完了)。

2011年3月の東電福島第一原発事故で原発の安全性が問題になる中、原子力機構による安全対策の虚偽報告やおびただしい数の点検漏れが発覚。原子力規制委員会は2013年5月、安全管理体制の再構築ができるまで「もんじゅ」の無期限の運転停止を命じましたが、その後も一向に改善は見られず、2015年11月文部科学省に対し、原子力機構に代わる新たな運営主体を明示するよう勧告しました。

「もんじゅ」では原子炉の冷却材として水ではなく金属ナトリウムを使用しています。金属ナトリウムは空気(酸素)に触れると発火し、水に触れると爆発する物質です。このため、火災が起きても水で消火することができません。

核燃料サイクルについて(たぶん後日追記)

21年前の着工以来、当初の目的であった核燃料サイクルも果たせず、ほとんど発電もできず、運転停止中でも原子炉の冷却を続けるために電気を消費し、維持するために莫大なお金を喰い続け、金属ナトリウムが冷却材に使われているため取り扱いが難しく、適切に管理を任せられる運営主体も見つからない、それが高速増殖炉「もんじゅ」です(2016年2月現在)。

<参考サイト>
国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構(JAEA)
日本原子力研究開発機構 高速増殖原型炉もんじゅ/もんじゅ運営計画・研究開発センター
原子力規制委員会 高速増殖原型炉もんじゅ関連
ウィキペディア もんじゅ
もんじゅ君のブログ



「もんじゅもんじゅ」 
作詞・作曲・編曲:シトロン稲葉 @citron178 (2016年2月)

ラヤラーヤラー ラヤラーヤラー
ラヤラーヤラー ラヤラ ヤーラヤーラーヤ

もんじゅもんじゅ もんじゅは繊細
もんじゅもんじゅ もんじゅは敏感
もんじゅもんじゅ
水がかかったら 燃え上がるのは肉体

もんじゅもんじゅ もんじゅは貪欲
もんじゅもんじゅ もんじゅは放漫
もんじゅもんじゅ
二日で一億食いつぶすのは日常

サイクル事業の頓挫で核廃棄物行き場もなく
誤魔化し続ける嘘にさらに嘘重ねて自首絞め
「そのうち忘れるはずさ」とプルサーマルで時間稼いでも
もんじゅの老朽化だけは一瞬たりとも止まらないんだ

もんじゅもんじゅ もんじゅの幻滅
もんじゅもんじゅ もんじゅの諦観
もんじゅもんじゅ
何年待っても働くあてはもうない

もんじゅもんじゅ もんじゅはあだ花
もんじゅもんじゅ もんじゅは死に体
もんじゅもんじゅ
ただナトリウムを熱するだけの一生
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オリジナル曲:「さよなら原発」

2015.04.27 (Mon)
この記事の末尾に動画を追加しました(2015/6/4追加)


オリジナル曲「さよなら原発」について
(作詞・曲:うらん )

もしも、原子力発電所に意思があったとしたら。

「原発いらない」「原発やめろ」・・・
自分がそう言われる立場だったら、どんな気持ちだろう?
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シトロン稲葉のオリジナル曲:「昔話」

2015.03.26 (Thu)
ブラジル音楽演奏・作曲家の稲葉光さんが「シトロン稲葉」名義で作詞・作曲した脱原発歌謡の第7弾。2015年の新曲3曲目です。

「ネイ・ロペスとウィルソン・モレイラの Coisa da antiga というサンバは、コーラス最後の歌詞が毎回 isso é coisa da antiga (それは昔のこと)で終わる。その形式を借りて作ってみたのが『昔話』」という曲。
人類が原子力発電と決別して長い時間が経ったころ、過去を知る人が若い人に、核災害と、それを受けての先人の選択について語る、という内容の歌詞。」
(2015年3月21日 シトロン稲葉)

「Goiabada Cascão, Coisa da Antiga e Tempo de Don Don - Nei Lopes e Toque de Prima」(Youtube動画)



「昔話」
作詞・作曲・編曲:シトロン稲葉 @citron178 (2015年3月)

ラヤーラ ヤーラヤラーヤラ ヤーラヤーラーヤ
ラヤーラ ヤーラーヤーラーヤ ラヤーラ ヤーラヤーラーヤ

それは君が生まれるだいぶ前のこと
大きな地震で原子炉が3つも壊れて
たくさんの放射能大気中に漏れて
山も川も街も汚されて
多くの人が故郷奪われた
それは昔のこと

平凡な暮らし営み根こそぎ奪うような
「夢の技術」などすぐに捨ててしまえばいい
いつだって行き止まりの道
引き返す選択は勇気
人は核発電の欲望手放して
君に命を手渡した



脱原発ソング 反原発ソング プロテストソング Protest song original Anti-Nuke song

シトロン稲葉のオリジナル曲:「三月の風」

2015.02.28 (Sat)
ブラジル音楽演奏・作曲家の稲葉光さんが「シトロン稲葉」名義で作詞・作曲した脱原発歌謡の第六弾。
2015年の新曲2曲目は、2011年の3月のできごとを歌った内容です。

人々が、街が、木々が、動物たちが、福島第一原発の事故により放出された放射性物質に晒されたあの日。放射性物質の拡散予測について、なんの情報も知らされらかった、あの日。あなたは、どこで何をしていましたか。

「三月の風」をブラジルの言葉(ポルトガル語)に訳すと「Vent de Março」。
Antonio Carlos Jobimのボサノヴァの名曲「Águas de Março」=「三月の雨」へのオマージュでもあり 、そしてまた、原発事故時の「ベント」(Vento)と捉えると、歌詞の内容を「風」と「ベント」の双方から表したタイトルともいえます。

「Elis Regina, Águas de Março」(Youtube動画)
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シトロン稲葉のオリジナル曲:「地底の恋」

2015.01.30 (Fri)
ブラジル音楽演奏・作曲家の稲葉光さんが「シトロン稲葉」名義で作詞・作曲した脱原発歌謡の第五弾。
2015年の新曲1曲目は「地熱発電」をテーマにサンバ形式で書かれたラブソングです。ボサノバ風にささやいても素敵な、熱くて優しい愛のメロディー。

かつて、未来の夢の技術と呼ばれた原子力発電は、悲惨な現実をもたらしました。今、未来の夢を描くとしたらどんなものだろう?原発を無くすことができたら、それはどんな社会だろう?音楽で、歌でそれを想像し、創造しようと取り組んだ曲の一つです。
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サンバの歌:「Minha festa」 - Nelson Cavaquinho

2014.12.15 (Mon)
Minha festa - Nelson Cavaquinho

Graças a Deus
Minha vida mudou


神様ありがとう、私は生まれ変わった

Quem me viu, quem me vê
A tristeza acabou


さまざまな出逢い、悲しみは終わった

Contigo aprendi a sorrir
Escondes o pranto de quem
Sofreu tanto


苦しんで泣くのを隠して、微笑むこと、あなたと一緒におぼえたんだ

Organizaste uma festa em mim
É por isso que eu canto assim


だから、こんな風に歌う、私のフェスタ(パーティー)を開こう

「Minha festa」(ミンニャ・フェスタ)は有名なとても美しい曲です。ラブソングとしての解釈もできますが、初めて意味を知った時「おお、これは私のこと歌ってるのかしら?」と思ってしまいました。
色々な悲しみに傷つき、いつも怯えて縮こまっていた私は、素晴らしい人たちと出逢うことで、微笑みながら歌うことを覚えたのです。

生きていく中で、困難や苦しみ悲しみはたくさんあり、人それぞれに乗り越えているわけですが、それらを美しく明るいメロディーとリズムに込めて歌える、ほんとうに素晴らしい曲です。

<歌詞全文へのリンク>
letras.mus.br - Minha festa

サンバの歌:「A voz do morro」 - Ze Keti

2014.12.15 (Mon)
A voz do morro - Ze Keti

サンバを知っている人ならお馴染みの、Ze Ketiの「A voz do morro」(ア・ヴォシュ・ド・モーホ)。明るいメロディーと軽快なテンポで盛り上がる曲ですが、歌詞には社会的に深い意味が詰まっています。

サンバが生まれた、ブラジルの都市リオデジャネイロのファベーラの丘。急な斜面に、カラフルなレゴブロックを積んだように小さな家々がひしめく、スラム街です。「morro」とは丘の意味で、サンバの歌詞でmorroと言えば、それはファベーラを指すようです。

歌いだしの部分は

Eu sou o samba

「俺はサンバだ」とキッパリとした一人称、続いて前半部分で

A voz do morro sou eu mesmo sim senhor
Quero mostrar ao mundo que tenho valor


ファベーラの丘の声だよ、そうだろセニョール
俺の価値を世界に示したい

と誇らしげに自慢、後半部分では

Mais um samba (Salve o samba とも), queremos samba
Quem esta pedindo e a voz do povo do pais


「もっとサンバを(サンバを守れ)、サンバを要求する、それが大衆の声=民意だ」と歌っています。

スラム街、ファベーラに生きる人たちの「A voz do morro」丘の声、それがサンバ。
征服された先住民族、征服した西欧ポルトガル、奴隷として連れてこられたアフリカ系、それが一人の体の中に混在する、ブラジルの人種的に複雑な歴史、貧しく治安も良くないスラム街の現実、そんな中で、これが自分だ!俺には価値がある!と堂々と表明し、高らかに歌い上げる声。

今の日本でも、音楽や色々な表現が規制されたり、またはそれ以前に自己規制して、萎縮していく気配を感じますが、そんなものを軽々とふっ飛ばす力強さがあります。まぶしいくらいに清々しい曲です。

<歌詞全文へのリンク>
vagalume.com - A voz do morro -Ze Keti
letras.com - A voz do morro

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